2019年12月13日(金)に丸栄工業グループのQC改善事例発表大会が開催されました。
当社代表として豊田東DCのTDCサークルが事例発表を行いましたのでレポートさせていただきます。
丸栄工業グループのQCサークル活動は、今回で52回目となり歴史のある活動です。
サークル活動は、生産部門に限らず、生産管理や総務などの事務職も参加しています。
丸栄グループ一丸となって改善活動に力を入れているんですね。
今回の発表会は、事前に予選がありました。
各グループ会社内で予選を行い、優勝サークルが本選に出場します。
各グループ会社の優勝サークルは、以下となりました。
・丸栄豊田株式会社代表 ステアリングサークル
・MARUEI VIETNAM PRECISION(ベトナム)代表 ダイナミッククリエーティブサークル
・丸栄工業株式会社代表 金太郎サークル
・丸栄ニューウェーブ株式会社代表 TDCサークル
(発表順)
程良い緊張感の中、いよいよ事例発表が始まります。
トップバッターは、丸栄豊田株式会社のステアリングサークルです。
テーマは「ステアリングSW 生産性向上活動」
トップバッターということもあり、とても緊張されていました。
続いて、MVP(ベトナム)のダイナミッククリエーティブサークルです。
テーマ「外径キズ不良“0”への挑戦」
QC手法を巧みに使い、いろいろな角度から改善を行っていました。
続いて、丸栄工業株式会社の金太郎サークルです。
テーマ「VCTスリーブバルブのスムーズな立上げ」です。
日本人スタッフとベトナム人スタッフの言葉の壁をどのようにして克服できるかという問題に取り組んでいました。
最後に登場したのが、我らの代表「TDCサークル」です。
テーマ「作業手順書を見直そう!」です。
通箱清掃工程の不具合が減らないという問題に対し、どのような改善をしたら「ゼロ」にすることができるかというテーマで取り組みました。
QC手法を使い要因を特定し、さらに真因を追求し改善を進めて行くのですが、進めれば進めるほど問題が降りかかってきます。
基準がブレる、基準が無い、指導が曖昧とフワフワした状況をどのように改善したか・・・?!
それは、「基準を自分たちで決めること」でした。
自分たちで基準を設定し、手順書を見直し、ポイントシートを作成し、教育の道具として指導するという改善を行いました。
発表は、田中担当です。
初めてのQCサークル活動でPDCAを回す改善方法の習得、サークル活動を進める難しさを体験でき、今後の改善にも役立つといいですね。
立派な発表でした。
さて、気になる結果ですが・・・
銀賞は、丸栄豊田のステアリングサークルでした。
そして、金賞は・・・
MVP(ベトナム)のダイナミッククリエーティブサークルでした。
我らが丸栄ニューウェーブ代表は惜しくも銅賞。
まだまだ勉強が足りませんでした。
次回こそ、入賞を目指して改善のレベルアップをしていきたいと思います。
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